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不動産売却のよくあるトラブル7選と解決法について詳しく解説します

欠陥住宅のイメージ
不動産売却を検討している人
  • 不動産売却を検討している。
  • 不動産売却のトラブルについて詳しく知りたい
  • トラブルが起きた時の解決策やトラブルを防ぐ方法を知りたい

このような疑問を解決します。

不動産売却を検討している方にとって、どのようなトラブルがあるのか、トラブルを防ぐ方法、トラブルが起きた時の解決策を把握することはとても重要です。

不動産は高額のため、些細なトラブルから金銭面で負担を強いられることが多いです。

この記事を最後まで読んでいただければ、トラブルの「種類・方法・解決策」がわかります。

ぜひ最後までご覧ください。

イエステーション金町店は葛飾区(柴又・金町・高砂・新宿)の不動産を売却するための実績とノウハウが豊富です。

ご相談やお悩みがある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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不動産取引で圧倒的に多い2大トラブル

住宅販売 ビジネスマン

重要事項説明等(重要事項の不告知を含む)

不動産取引におけるトラブルの中で、最も多いのは「重要事項説明等の不足」で全体の36.2%です。(公益財団法人 不動産流通センター 2018年不動産統計業「主要原因別紛争相談件数」:主要原因別紛争相談件数 28年度による)

『重要事項説明』とは、「物件の情報」や「権利関係」「事件や事故の有無」などの重要事項を、宅地建物取引士が買主や借主に詳しく説明することを指します。

例えば、過去に事件や事故があった物件を売却する場合、その事実を買主に伝えないとトラブルの原因となってしまいます。

トラブル回避のために不動産会社に伝えた方が良いことは以下の通り。

  • 違法な改築や増築があった場合
  • 地盤に関する問題があった場合
    • (土地が軟弱で将来的に沈下するリスクが高いなど)
  • 騒音や悪臭がある場合
  • 事件や事故の有無

不動産を売却する際は「これを知られたら売れない可能性がある」ということでも、きちんと不動産会社に伝えるようにしましょう。

契約の解除(ローン不成立の解除を含む)

不動産取引におけるトラブルの中で2番目に多いのが「契約の解除(ローン不成立の解除含む)」で全体の11.2%です。(公益財団法人 不動産流通センター 2018年不動産統計業「主要原因別紛争相談件数」:主要原因別紛争相談件数 28年度による)

契約後に何かしらの問題(親族の反対など)により契約を解除する場合、支払った手付金を相手方に渡すことで契約を解除しますが、これを不服としてトラブルに発展するケースがあります。

契約を解除になりそうな問題が発生したら、自分1人で抱え込ますに早めに不動産業者に相談しましょう。

契約の解除となるよくある原因は以下の通り。

  • 親族の反対
  • 契約後にローンが通らない
    • (この場合は手付金を相手に渡さなくて大丈夫です)

不動産売却のよくあるトラブル5選と対処法

Young businessman sits depressed with a model of a house in front of him, the concept of real estate debt spreading around the world.  rising interest rates  world economic crisis

媒介契約に関するトラブルと対処法

媒介契約に関連するトラブルは、不動産でよくある問題として「囲い込み」があります。いくつか媒介契約の種類がありますが、買い手を自分で見つけられない「専属専任媒介契約」の場合に起こります。

囲い込みとは、不動産会社が物件の情報を公開せず他社からの問い合わせや紹介を制限する行為を指します。情報を公開しないことで、仲介手数料を双方から受け取ろうとしています。

これにより、売却に過度な時間を要し「高いから売れない」という理由で売れるまで価格を下げられる恐れがあります。

不動産の売買において、不動産会社の仕事は「売りたい人・買いたい人」をマッチング(仲介)するのが主な仕事です。仲介業者の売上は、お客様からいただく仲介手数料「売りたい人」と「買いたい人」を仲介すれば、双方から仲介手数料をもらえます。

しかし実際の現場では『売りたい人をA社』『買いたい人をB社』が仲介することが多いです。この場合、不動産会社は片方からしか仲介手数料をもらえません。

以上のような理由で「囲い込み」を行う業者が出てきてしまいます。

囲い込みにより売却に影響がでないように以下に注意しましょう。

  • レインズ(業者間で見れる売り出し情報サイト)に登録されているか不動産会社に確認する
  • 不動産会社は積極的に売却活動を行っているか(広告なども確認)
  • 相場から著しく外れた価格設定がされていないか確認する(スーモやホームズなどの大手サイトで相場を確認)

仲介手数料の支払いに関するトラブルと対処法

仲介手数料に関するトラブルも、不動産売却時に頻繁に発生します。対処法としては契約時に「手数料や支払い時期」について明確に把握することです。

仲介手数料には一般的な広告費や内覧業務に伴う費用が含まれています。それぞれの費用が別途請求されていないか注意しましょう。

仲介手数料の上限は法律で定められております。詳細は以下の通り。

成約価格
(税抜)
仲介手数料の上限
400万円超「成約価格(税抜) × 3% + 6万円 」+ 消費税
200万円超~400万円以下「成約価格(税抜) × 4% + 2万円」 + 消費税
200万円以下「成約価格(税抜) × 5%」 + 消費税

物件に関するトラブルと対処法

物件自体に関するトラブルは、主に物件の瑕疵(かし)が原因で発生します。

ここでいう瑕疵とは物件の欠点のことを指し、具体的には雨漏りや水漏れなどの不具合があります。物件を引き渡した後でも、これらの不具合を修繕する責任は売主にあるため、注意が必要です。

対処法は、売却前に物件の調査を行い、契約前に説明することです。

物件に関するよくあるトラブルは以下の通り。

  • 雨漏り
  • 構造上の問題(基礎の亀裂など)
  • 地中埋設物があり建築に支障

支払いに関するトラブルと対処法

支払いに関するトラブルは、購入者の資金計画の誤りや支払い条件の誤解から生じることが多いです。

対処法は、購入者に支払い条件について明確に説明し、万が一支払いが遅れる際の事項について定めることです。

支払いに関するよくあるトラブルは以下の通り

  • ローン承認の遅れによる支払い期日変更

契約解除に関するトラブルと対処法

契約解除に関するトラブルは、契約条件の違反、資金調達の失敗、または物件の瑕疵発覚後など、さまざまな理由で発生します。

対処法は、契約時に解除条件を明確に定めることです。

契約解除でよくあるトラブルは以下の通り。

  • 契約違反による解除: 購入者が契約に定められた期限内に約束事(測量を行うなど)を行わず、契約違反として損害賠償を行う。
  • 資金調達の失敗による解除: 購入者がローンを確保できず、契約を継続できなくなり解約。
  • 瑕疵発覚による解除: 物件の検査で重大な構造的問題が発覚し、購入者が契約解除を打診。

すでにトラブルが起きた場合の対応方法

住宅模型を見ながら悩むミドル男性

早めに不動産業者に相談をする

不動産売却におけるトラブルが発生した場合、すぐに不動産業者に相談することが非常に重要です。

不動産取引におけるトラブルは、その性質上、時間が経過するほど解決が難しくなることが多いです。トラブル発生後の早期対応が、迅速な解決に繋がることが多いです。

すでにトラブルが起きた場合、または起きそうな場合はすぐに不動産業者に相談をしましょう。

対応方法を実行する

不動産売却におけるトラブルに対処する際は、相談を受けた後の「具体的な対応方法を速やかに実行」することが重要です。これにより、問題を解決し、取引の正常な進行を確保することができます。

具体的な事例は以下の通り。

  • 測量が契約条件になっていたが、手配を忘れていた: 速やかに測量業社を手配し、いつまでに測量が終わりそうか、日程を出してもらう。

トラブルが起きた際は早めに不動産業者に相談し、解決に向けて踏み出しましょう。

安心して任せられる不動産会社選びのポイント

高齢者夫婦に相続のアドバイスをする士業

売却実績が豊富な不動産会社か

安心して任せられる不動産会社を選ぶ上で、売却実績が豊富かどうかは非常に重要なポイントです。実績の多さは、その会社が市場を理解しており、成功した取引を多く行ってきた証拠となります。

イエステーション金町店は葛飾区最大級の実績を持つ不動産業者です。売却実績が豊富で高評価の口コミが多数集まっています。

詳細を知りたい方は、イエステーション金町店の評判を徹底解析!口コミの信頼性とスタッフ対応を総合レビューの記事を参考にして下さい。

親身に対応してくれる営業マンか

営業マンが親身に対応してくれるかどうかも、不動産会社選びの大切なポイントです。お客様のニーズを理解し、それに応じた提案をしてくれる営業マンは、売却成功を導くために不可欠です。

親身に対応してくれる営業マンなのか見極めるために、Google口コミを参考にするのがおすすです。

囲い込みをしないか

不動産会社が囲い込みを行わないかどうかも、選定の際に重視すべきポイントの一つです。囲い込み行為は、売主の利益を損ねる可能性があります。

地域で実績のある不動産業者は囲い込みをしている可能性が少ないです。売却を依頼する際は、実績が多い不動産業者にお願いしましょう。

まとめ:不動産売却のよくあるトラブル7選と解決法

まとめ

不動産売却のよくあるトラブルと対処法は以下の通り。

  1. 重要事項説明のトラブル(重要事項の不告知を含む)
    • 対処法:相手方に不利な情報でもきちんと伝える
  2. 契約の解除のトラブル(ローン不成立の解除を含む)
    • 対処法:契約解除に関する事項を改めて確認する
  3. 媒介契約に関するトラブル
    • 対処法:囲い込みに注意する
  4. 仲介手数料の支払いに関するトラブル
    • 対処法:事前に料金と支払い時期を確認する
  5. 物件に関するトラブル
    • 対処法:瑕疵がないか調査をする
  6. 支払いに関するトラブル
    • 対処法:支払い時期やイレギュラーが起きた時の対応方法を事前に確認する
  7. 契約解除に関するトラブル
    • 対処法:解除における条件を予め明確にし、把握する

不動産売却のトラブルに関わるQ&A

不動産を売却する際、売却価格はどのように決まるのですか?

不動産の売却価格は「市場の需給状況」「物件の立地」「築年数」「状態」「周辺環境」など様々な要素に基づいて決定されます。また、不動産会社による査定結果も重要な参考になります。価格設定は非常に重要で、適正価格でなければ売却に時間がかかることがあります。

売却時に注意すべきトラブルはありますか?

売却時によくあるトラブルには「物件の瑕疵が隠されていた場合」「契約内容の誤解」「仲介手数料の不明瞭さ」「買主のローン不成立による契約解除」などがあります。これらを避けるためには、契約内容を十分に確認し、物件の状態を正確に伝えることが重要です。

仲介業者を選ぶポイントは何ですか?

仲介業者を選ぶ際は「その業者の売却実績」「対応の速さと質」「提供するサービスの内容」などを確認することがポイントです。また、実際に会ってみて、自分の要望を理解し、親身になってくれるかどうかも重要な判断基準になります。

契約後にローンの承認が得られなかった場合、どうすればいいですか?

買主がローンの承認を得られなかった場合、通常は契約解除となります。契約書にはこのような状況に対応するための条項が含まれていることが多いので、事前に内容を確認しておくことが大切です。売主は再度、他の買主を探す必要があります。

物件の瑕疵が購入後に見つかった場合、どう対応すればいいですか?

物件の瑕疵が購入後に発見された場合、売買契約書に記載されている契約不適合責任に基づき、売主や仲介業者に対応を求めることができます。契約時に契約不適合責任の範囲や期間について確認し、必要であれば専門家の意見を聞くことも重要です。

最後までご視聴いただき誠にありがとうございました。

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