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元利均等型返済と元金均等型返済の違いは?それぞれの特徴とメリットデメリット

数千万円単位の買い物になるマイホームは、住宅ローンを組んで購入する方が大半です。

30年や35年などの長期間でローンを組み、元金と利息を合わせた額を毎月少しずつ返済していく住宅ローンの返済方法は、「元利均等型返済」と「元金均等型返済」の2種類から選択することができます。

返済方法の違いにより毎月の返済額と総返済額が変わるため、ライフスタイル、収入、支出、借入期間、定年の時期などに応じて、自分に合った適切な方法を自分で選択しなければいけません。

この記事では、元利均等型返済元金均等型返済の特徴、メリットとデメリットをわかりやすく解説していきます。自分に合った住宅ローンの返済方法を選択するためにも、それぞれの特徴をしっかりと把握しておきましょう。

元利均等型返済と元金均等型返済の特徴

超低金利時代といわれている現在の日本。

アベノミクスの異次元金融緩和を契機に低下した住宅ローンの金利は、現在も引き続き継続して低いままです。異常事態が日常の風景になっている現在の金利情勢ですが、このまま数十年も低金利時代が続くという保証はどこにもありません。

長期間で大金を借りる住宅ローンは、金利が1%変わるだけで総返済額が大きく増減します。そのため、自分に合っている返済方法を選択できなければ、結果として大きく損をしてしまう可能性もあるのです。

はじめに、住宅ローンの返済方法である元利均等型返済」元金均等型返済」の特徴をわかりやすく紹介していきます。

返済額が変わらない「元利均等型返済」

元利均等型返済とは、毎月の返済額が変わらない住宅ローンの返済方法です

冒頭でも説明した通り、住宅ローンで支払う金額は元金と利息の2つで構成されています。

ローンの利息は借入残高で計算されますので、元金が減れば利息もそれに合わせて減少していきます。

元利均等型返済は自分が決めた返済額から利息を引いた額が元金返済に充てられていくため、返済が進むに連れて利息が占める割合が減少していきます。

たとえば、月々7万円で元利均等型返済の住宅ローンを組んだとします。

  • 1年目⇒月々の支払7万円/元金の返済が50,000円で利息が20,000円
  • 10年目⇒月々の支払7万円/元金の返済が60,000円で利息が10,000円
  • 20年目⇒月々の支払い7万円/元金の返済が65,000円で利息が5,000円

上記はあくまでもわかりやすくするためにざっくりの金額で表記した例ですが、このように元利均等型返済は月々の返済額は毎月変わらないものの、元金の返済と利息の構成は常に変わり続けていきます。

一般的に元利均等型返済は、最長35年でローンを組むことができ1年単位で自由に返済額を設定することが可能です。返済額が変わらないという安心感が、元利均等型返済の大きな特徴であるといえるでしょう。

元金の返済額が変わらない「元金均等型返済」

元金均等型返済とは、毎月の元金返済額が変わらない住宅ローンの返済方法です。

元利均等型返済との違いは、『何を固定しているか』です。

元利均等型返済が月々の返済額を固定しているのに対して、元金均等型返済が固定しているのは元金の返済額です。

つまり、元金均等型返済を返済方法にすると利息の上下により返済額が変わるということです。

金利1%、借入金額3000万円、返済期間30年で住宅ローンを組むと、完済のために月々支払わなければいけない元金は83,333円です。

この条件で元金均等型返済を返済方法に選択すると、月々の返済金額と利息の内訳は以下のように推移します。

回数返済金額利息
1回目108,333円24,999円
50回目104,931円21,597円
100回目101,458円18,124円
150回目97,986円14,652円
200回目94,514円11,180円
250回目91,042円7,708円
300回目87,569円4,235円
350回目84,097円763円

元金が減れば利息も減少していきますので、元金均等型返済で返済していけば後半になるにつれて月々の返済金額も少なくなります。

上記条件で住宅ローンを組んだ場合、総返済額は34,512,500円で利息は4,512,500円です。返済当初は返済金額が多いものの、後半になるにつれて少なくなるという特徴を覚えておきましょう。

元利均等型返済のメリットとデメリット

ここからは、元利均等型返済のメリットデメリットと向いている人を紹介します。

メリット

元利均等型返済のメリットは、返済額が完済まで一定であるという点です。

住宅ローンは長期で組むため、毎月変わらない額が支出として計算できることで返済計画が立てやすくなります。また、元金均等型返済よりも開始当初の返済額が少ないため、初期費用を多く用意できない方も大きなメリットを享受できます。

不動産を購入する当初は、引っ越し費用や家電などの購入でお金が必要です。元利均等型返済を選べば月々の支払いを抑えて無理のない範囲でローン返済額を設定できるため、生活に支障がない範囲で負担分を考えることができるでしょう。

デメリット

元利均等型返済のデメリットは、元金均等型返済よりも元金が減るペースが遅い点です。

住宅ローンの利息は開始当初が最も高く、終わりに近づくにつれて低くなります。元金の残高に応じて利息は変化していきますので、元金を早急に減らさなければ総返済額は膨れ上がります。

元利均等型返済は返済額が一定なので、利息の割合が多い住宅ローンを組み始めた当初は元金の減りが遅いです。そのため、一定の元金を払い続ける元金均等型返済に比べて減るペースは必然的に遅くなってしまうのです。

毎月の支払額が変わらないというメリットがある一方で、元金均等返済に比べて総返済額が多く完済するまでの時間が長いというデメリットがあることは覚えておきましょう。

向いてる人

上記項目で元利均等型返済のメリットとデメリットを紹介してきましたが、ここからは完済まで返済額が一定という支払い方法が向いている人の特徴を紹介します。

  • 現在は収入が少ないけれど増える見込みがある
  • 長期間にわたり計画的な返済プランを構築したい
  • 小さい子どもがいるから教育資金に回したい
  • 直近で大きなお金を使う予定がすでに入っている

前述したように、元利均等型返済は完済まで時間がかかり総返済額が増えるというデメリットはありますが、ローン開始当初の支払額を抑えられるというメリットがあります。

このメリットを最も享受できるのは、現在は貯金が少なく収入も低いけれど、安定している職種で将来的には収入が増える見込みがある人です。

また、直近で大金を使う予定がある方や、小さい子どもがいる家庭で数年は教育費にお金を回したいと考えている方も、開始当初の支払額を抑えられるというメリットの恩恵を受けられるでしょう。

さらに性格でいうと、堅実、真面目、コツコツとひとつのことを積み重ねるのが好き、何事も計画的に進めたいという方も元利均等型返済が合っています。

元金均等型返済のメリットとデメリット

続いては、元金均等型返済のメリットデメリットと向いている人を紹介します

メリット

元金均等型返済のメリットは、元利均等返済に比べて総返済額が少ない点です。

住宅ローンの利息は残高をもとに計算しているため、ローンを組み始めた当初は返済額が増えるものの、元金が減るスピードは元利均等返済よりも早いです。

そのため、元利均等返済よりも短い期間で住宅ローンを完済できるので、相対的に総返済額も少なくすることができます。

住宅ローンの返済額は元金と利息を合わせたものなので、返済が進むにつれて返済額が少なくなっていくというのもメリットです。

元金の減少スピードが早いので、長期的な視点で考えれば元金均等型返済にした方が得をすることは間違いありません。

デメリット

元金均等型返済のデメリットは、返済開始当初の額が高い点です。

元利均等型返済は自分で返済額を決めて完済まで一定なので、基本的には住宅ローンの影響で生活がカツカツになることはありません。

しかし、元金均等型返済は元金が固定で借入金額に応じて利息が上乗せされるため、返済開始当初は返済負担が重たくなります。

また、毎月の支払額が異なるので返済計画を立てにくいというのも大きなデメリットとして挙げることができるでしょう。

審査基準の年収も高く設定されている場合がほとんどなので、自分の収入と支出のバランスを考えながら選ぶ必要があります。

向いてる人

総返済額が少なくなり元金が減るスピードは早いものの、返済負担が重たくなってしまう元金均等型返済元金均等型返済の返済方法が向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 返済負担が重たい時に支出のピークが過ぎている
  • 収入が多くて家計にゆとりがある
  • なるべく早く住宅ローンを完済したいと考えている
  • 貯金が多くて仕事も安定している

元金均等型返済を利用する場合は、住宅ローンを組んだ当初の重たい返済負担を乗り越える必要があるため、貯金と収入が多く仕事が安定している人が向いています

元金均等型返済元利均等型返済に比べて開始当初の返済負担が大きいので、支出のピークと重なると資金面でショートする可能性があります。そのため、子どもの教育費がかからなくなったなど、支出のピークが過ぎていて家計にゆとりがある方でなければ返済負担に耐えるのが困難です。

総支払額を抑えて住宅ローンを早く完済できるというメリットを最大限に享受するためにも、自分が上記の条件に合っているかどうかを検討してみましょう。

まとめ

住宅ローンの支払い方法である「元利均等型返済」と「元金均等型返済」の違い、メリットとデメリット、向いている人をまとめて紹介してきましたが参考になりましたか?

数千万円という膨大な金額を毎月少しずつ返済していく住宅ローンは、少しの金利の違いで総返済額や月々の返済負担が大きく変わります。

どちらが良いかは個人の属性により異なりますので、それぞれの特徴やメリットとデメリットを理解しながら、自分に最も合っている支払い方法を選択しましょう。

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