- 不動産売却を検討している。
- 売却で失敗したくない。
- よくある失敗事例と対処法を知りたい。
自分の持ち家である不動産を売却して次の住宅を購入するための資金にする。換金して別の用途にお金を使うなど、売却理由は人によってさまざまです。
いずれにしても、希望する金額で売買し、資金を別の用途で役立てたいものです。
しかし、初めて不動産売却をする場合には、不動産売却に対する一定の知識がないと自分の希望の金額で売却できなかったり、安く買われてしまったりする可能性があります。さらに、悪徳の不動産業者に本来支払う必要がない費用を支払ってしまうリスクもゼロではありません。
今回は、不動産売却でよくある失敗事例5つと対処法3つについて、詳しく解説していきたいと思います。
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目次
不動産売却の際の失敗事例
不動産売却の際には、大きく分けて5つのことに注意する必要があります。
それでは、以下の不動産売却の際の失敗事例から注意点を学んでいきましょう。
スケジュール組みの失敗
不動産売買の取引が完了するまでには、少なくとも3ヶ月~6か月はかかると言われています。
不動産売却には年間を通して、市場が活発なタイミングというのがあり、2月下旬~4月上旬の人事異動による転勤や入学のタイミング、9月の気候がよい秋のタイミングなどがそれにあたります。
この時期になると、多くの不動産物件が売りに出されるので、市場が活発になる反面、他の物件との価格競争が起こり、自分の希望や相場の売り出し価格を大きく下回る可能性が出てくるというわけです。
タイミングを見計らい、一番いい状態で不動産売却を行うことが大切です。
不動産会社の選択ミス
どの不動産会社に売却をお願いするか、充分に比較検討せずに失敗した、というケースがあります。
不動産会社に査定額を出してもらう時も、媒介契約(不動産会社に手数料を支払い、物件が売れるまで仲介に入ってもらう約束のこと)を結ぶ時も、ご自身が納得のいく不動産会社に依頼をすること重要です。
※不動産会社の中には、自社が儲かりたいがために査定額を相場よりもわざと高く伝えて媒介契約を取ったり、相場よりも安い金額を伝えて不当に安く売買したりする悪徳業者も存在します。
まずは、インターネットの口コミやホームページなどで調べ、充分な実績があるのか確認しましょう。
相場以下の価格設定ミス
不動産会社に査定額を出してもらい、それを基に売り出し価格を決めるのが通例です。
ただし、それを鵜吞みにしてしまうと、全く不動産相場が分からないまま売り出し価格を設定してしまうことになりかねません。
複数の不動産会社から査定額の見積もりを取った際は、充分に比較検討してから売り出し価格を決定しましょう。
また、ご自身でもインターネットを使って、現状の相場を下調べしていくことが重要になります。
国土交通省が提供している、不動産情報ライブラリ(https://www.reinfolib.mlit.go.jp)というサイトで、取引価格などを調べることが可能です。興味がある方は活用してみてください。
現在の相場と査定額を見比べて、適正な売り出し価格を設定しましょう。
費用や契約内容の理解ミス
売却を不動産会社任せにしてしまい、費用や契約内容について確認していなかったことでトラブルになるケースがあります。
不動産売却は色々な費用がかかるので、1つ1つ確認しておきましょう。
不動産売却にかかる費用
不動産仲介手数料
不動産を売却する際は通常、仲介手数料が発生します。
(※一般的には、売買代金の約3%+6万円+消費税)
引っ越し代
相続した空き家を売却する際は別ですが、住み替えで不動産を売却する際は引っ越し代がかかります。
料金は、時期や荷物の量、移動距離によって変化します。
事前に引っ越し業者から見積りをとっておきましょう。
司法書士への支払い
不動産売却をする際、不動産登記(一般的には司法書士に依頼をします)が必要になります。
土地を測量する費用
土地の測量を専門家に依頼し、土地の場所や大きさ、どこまでが売却する不動産としての対象になるかという範囲を調査してもらう必要があります。
特に一軒家はマンションと違い、どこまでが土地に帰属しているのか、その範囲を定めることがとても重要になります。
各種税金
不動産売却をする際には、さまざまな税金がかかることを忘れてはいけません。
利益に対してかかる「譲渡所得税」、「印紙税」、抵当権や相続が絡む場合の取引には「登録免許税」と言われる抵当権抹消登記や相続登記などの税金がかかります。
内覧時の失敗
不動産売却において、買取希望者に物件の内覧をしてもらうことはとても重要なことです。
内覧の準備は基本的に個人で行うことになります。
たばこやペットの臭いなどは、買主に悪い印象を与えてしまうので、きちんとケアしておきましょう。
さらに水回りやトイレ、部屋の整理整頓やごみ捨て等を行っておくことで、買主に好印象を与えられるでしょう。
いつも自分が買主の気持ちになって、気持ちよく内覧できるようにしておくことが早期売却につながります。
不動産売却で失敗しないための対処法
ここでは不動産売却で失敗しないための具体的な対処法について解説していきます。
売却の流れを正確に把握する
不動産売却は大きい金額が動く取引です。流れをしっかり把握しておきましょう。具体的な流れは以下の通りです。
- 事前準備(書類準備や測量依頼など)
- 査定額算出
- 不動産会社との媒介契約締結
- 売り出し価格の決定
- 内覧やサイト掲載などの売却のための活動
- 買主との売買契約締結
- 決済や物件の引き渡し
- 住宅ローンの完済
- 確定申告
信頼できる不動産会社を選ぶ
大きい金額が起きる取引だからこそ、信頼できる不動産会社を選定したいものです。
実績豊富で信頼性の高い不動産会社を選ぶようにしましょう。
担当者が売主の要望を正しく理解してくれて、尚且つ丁寧な対応をしてくれる不動産会社がおすすめです。
査定額の根拠が明確であることも判断材料になるでしょう。
費用や契約内容を熟知しておく
不動産売却の際に、かかる費用や契約内容を熟知しておくことが非常に重要となります。
費用面では、かかるお金と返金されるお金を確認しておきましょう。
住宅ローンに関する銀行の銀行保証料、火災保険料、マンションの管理費や修繕費などは解約すると返戻金がある場合があります。
固定資産税や都市計画税なども年の途中で売却すると、一部返金される可能性があります。
契約面では、媒介契約の内容や売買契約書の内容をしっかりチェックし、理解しておくことが大切です。
まとめ
今回は、不動産売却でよくある失敗事例5選と対処法3つを取り上げてきました。
失敗事例をよく見てみると、対処法につながるヒントやポイントが多数隠されています。
ここに挙げられた事例以外にも、実際には多数の失敗事例や対処法も存在します。
不動産売却のたくさんの実績があり、自分の信頼できる不動産会社と媒介契約を結び、どんなことに注意したらよいのかを予め確認しておきましょう。
経験豊富な不動産会社であれば、目から鱗の情報を具体的に色々教えてくれることでしょう。
また、不動産売却は大きい金額が動く取引と言うこともあり、少しでも疑問に感じたことは不動産会社に聞き、不安を都度解消しておいてくださいね。
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不動産売却の際の失敗事例や対処法に対するよくある質問
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。