築74年“廃墟”のような団地が満室に 家賃1万円と自由なDIYが実現する「夢を叶える場」へ再生【福岡発】

群馬県館林市・邑楽郡の地域密着の不動産会社「イエステーション館林店」の空き家関連情報♪

築74年の団地再生プロジェクトとは

福岡県北九州市の門司港エリアに位置する、築74年の旧畑田団地が「門司港1950団地」として再生されました。この団地はかつては廃墟のように見えましたが、その特徴的なレトロな外観と共に、地域の新しい魅力として生まれ変わっています。当団地は、北九州市内でも歴史ある建物群の一つとして、地域の観光スポット門司港の近くに位置していますが、その古さと状態の悪さから空室が目立っていました。

家賃1万円と自由なDIYが生む住民の多様な挑戦

「門司港1950団地」最大の魅力は、家賃が驚きの1万円という破格の安さに加え、入居者自らが自由にリフォームや改装を行えるDIY方式を採用している点です。入居条件として、借り手が自分で部屋を改装することが必須となっており、この取り組みが若者やクリエイターなど多様な入居者を惹きつけました。改装支援も管理会社が材料費の一部負担や技術指導でサポートするため、初めてDIYに挑戦する人でも安心です。結果として、34戸あった部屋は４か月で満室となりました。

多彩な入居者たちの夢が集う空間へ

この団地には、新しいカフェやミュージックバー、探偵事務所、パン屋など、個性的なビジネスや趣味の場として活用されています。たとえば、58歳の看護師が月に数回開くカフェ「デイジーワールド」は、懐かしさと新鮮さを感じさせる空間として評判です。また、26歳の入居者が開く予定のブックカフェや、定年退職後に夢であった音楽バーを始めるご夫婦など、多世代にわたる多彩な挑戦の舞台となっています。

森田英介さん率いる「吉浦ビル」が推進する「渋沢プロジェクト」は、地方の空き家問題に対して、歴史ある建物を活かしながら新たな価値を創造しています。こうした動きは、活用が難しいとされてきた古い物件のポテンシャルを引き出し、地域活性化のモデルケースとしても注目されます。

地域の空き家問題と今後の展望

北九州市の歴史や文化を継承しながら、今後100年、長く愛される場所づくりを目指す本プロジェクトは、九州全域の空き家1万棟再生を視野に入れているという点でも注目です。築古物件を活かすことは、単に古さを補修するだけではなく、そこに生活する人の個性や夢を形にすることが重要です。

私たちイエステーション館林店としても、この理念は共感できるものです。館林市や邑楽郡においても空き家活用が進む中、単なる物件の売買だけではなく、住む人が自由に再生し地域に新たな価値を創出する取り組みを応援したいと考えています。賃料の手頃さやDIYの自由といった要素は、地方の不動産市場に新しい動きをもたらす可能性を秘めています。

館林市、邑楽郡（板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町）の空き家を売却できる不動産会社をお探しの方はお気軽にご連絡ください。

イエステーション館林店は館林市や邑楽郡の地域に住まわれる次の世代の方々へと空き家をつなぎ、地域に根差した活動を行っております。

相続などで住まなくなった空き家を放置せず、私たちと有効活用する第一歩を踏み出しませんか？