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奇跡の400円ラーメン。昭和レトロ漂う金町の町中華「喜楽」

ここ最近「町中華」という単語を耳にするようになりました。

昭和から続いている町の中華料理店や個人経営の中華料理店、中華料理の大衆食堂、ラーメン、チャーハン、餃子、レバニラ炒め等、老夫婦が営んでいる昔ながらのメニューのお店などがそれにあたると思います。

もはや中華という名の日本食。

最近ではテレビのグルメ番組などで取り上げられるようになり、すっかり町中華という言葉が市民権を得るようになりました。

そんな町中華は下町にたくさんありそうなイメージですね?

もちろん金町にもたくさんの町中華がありそうですが、実際に駅の周りを歩いてみると、中国人が営んでいる中華料理屋が多く、意外にも町中華のような中華料理店は見つかりません。

金町には町中華はないのでしょうか?

ご安心ください。

ちゃんとありますよ。

しかし金町の場合は、そのほとんどが中心地から離れたところにあるんです。

今日は金町で最もディープだと思う喜楽をご紹介いたします。

金町駅北口の繁華街を抜けて、住宅地をひたすら歩くと10分ほどで到着します。

地元の人でも知らない人は多いかもしれない、かなりの穴場です。

開いているか開いていないかわからない難易度の高いお店

まず入口ですが、何故かいつも左半分のシャッターが閉まっています。

シャッターには「営業中」の文字。

しかしセロテープで何重にも貼り付けられているので、常に貼ってあるままだと思います。

オープンしているかいないかは、暖簾がかかっているかで判断をします。

しかしそれでもまだ安心できません。

ネットでは「行ったけどフラれました」というクチコミを時々見かけます。

かくいう私も、初めて行った時は、ドアは開いているのに中は誰もいなくてやむなく帰りました。

逆に、ドアが閉まっているけどマスターが中でテレビを見ているというクチコミもありました。

もちろんマスターがすぐにドアを開けてくれたみたいです。

一見、自動ドアのような扉も手動です。しかも結構重たいです。

このように入るまでのハードルがかなり高いお店ですが、一旦入れれば、あとは大丈夫です。

これは金町の飲食店の一つの特長といってもいいかもしれませんが、金町の飲食店はどこもみんな優しいんです。

創業50年以上と言われているお店の中は、新しいお店には到底出せないオーラに満ちあふれています。

個人的に思う町中華の条件は、

  • 昭和の昔から続いている
  • 高齢のご夫婦で切り盛りされている(後継者はいなさそう)
  • 1000円以内でお腹いっぱい
  • 地域密着、出前も対応
  • 店主が個性的
  • 接客マニュアルがない
  • 持ち家なのか採算度外視の価格設定

そのどれもがドンピシャで当てはまる、まさに町中華ファンには堪らない、文化財レベルのお店です。

正統派な町中華メニュー

町中華の王道メニューがずらり。

餃子350円、とんかつ定食でも950円、ほぼ全てのメニューが1000円以内という素晴らしさです。

町中華の基本メニューをいただく

今日は家族3人でランチにうかがったので、それぞれ違うメニューを頼んでみました。

まず気になったのは「らーめん」。

最もシンプルで、お店の特徴が如実に現れる一品なので、初めての町中華ではどうしても「らーめん」は無視できません。

ところが喜楽には、「らーめん」の他に「札幌醤油らーめん」なるものもありました。

なにが違うんでしょう?

とりあえず両方頼んでみることにしました。

義母は「タンメン」を注文。

これも昭和の王道メニューですよね。

そのタンメンがこちら。

意外にあっさりとした味で義母も大満足でした。

少食の義母も見事に完食しました。

そして気になった、札幌醤油らーめん。

正体から明かすと、札幌味噌らーめんの野菜がらーめんに乗った感じでしょうか。

肉野菜炒めの旨味がスープに染み渡っています。

麺も細麺ながらコシがあって、とてもおいしいです。

そしてお店のレベルを知る上で外せないのがチャーハンです。

しっとりとしていますが、しっかりと味付けがあり、チャーシューもごろごろと入っています。

喜楽のレベルが相当高いことがこの一品でわかりました。

喜楽イチオシ、400円のらーめん

そして、数多くあるメニューの一番トップに並ぶ「らーめん」。

札幌醤油らーめんは野菜の旨味が凝縮されている感じでしたが、こちらは出汁の旨味がストレートにきます。

生姜の旨味でしょうか?それが出汁と絡まって、普通の町中華のラーメンよりもおいしいかも。

これは喜楽の一番のメニューといっても過言ではないでしょう。

しかもお値段は破格の400円です。

コロナ禍の前までは、ワンコインで食べられるラーメンは都内でもありました。

しかしコロナ禍を境にワンコインラーメンはほぼ絶滅した感じです。

ところが、ここ喜楽にはまだ存在していました。しかもワンコインでお釣りがくる400円。

まさに奇跡のラーメンです。

そのほかにも気になるメニューがたくさん。

カレーライスもおいしそうだなぁ

ぜひまたリピートしたい。

そんなステキな街の中華屋でした。

喜楽
住所:東京都葛飾区東金町4-22-4
アクセス:JR常磐線金町駅から徒歩10分
京成金町線金町駅から徒歩12分
TEL: 03-3607-4516(予約不可)
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜20:00(日曜営業)
定休日:水曜(営業時間・定休日は変更となる場合がありますので、来店前に店舗にご確認ください)

※この記事は過去(2023.05.05)に掲載された記事の再掲であり、記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。

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